基本的にブレーキオイルは入っているかいないかだけ
見ましょう。
ブレーキオイルは減ることはないので
普通はMAXと書いてある位置までオイルが
入っていますが減っている場合は
漏れているかブレーキパッドが減っていることになり、
最悪止まることができなくなるので必ず確認しましょう。
自動車のブレーキの原理は油圧制御で行われ、
タイヤ1つにつきブレーキ装置が1つ付いています。
それはディスクブレーキとドラムブレーキに別れ、
ブレーキペダルからブレーキ装置までオイル配管が
繋がっています。
オイルは圧力がかかっても空気のように体積が
ほぼ変わらないのでペダルを踏んだ力が
そのままブレーキ装置に伝わる仕組みになっています。
例えると注射器の押す所がペダルで針がブレーキ装置で
注射器を押すと針に圧力がかかる仕組み。
後、車を止めるためにはかなり強くブレーキペダルを
踏まないといけません。人間の足の力だけでは止まりません。
ですのでブレーキマスターバックなどの
補助装置がついています。
また、車が止まるためにブレーキ装置が作動すると
100度以上の高温になるため、ブレーキオイルの沸点は
一般的に150〜200℃くらいになっております。
フェード現象、ペーパーロック現象とはブレーキをたくさん
踏むことによりブレーキオイルの温度が沸点を越え、
オイルに気泡がでてきてペダルを踏んでも
気泡が圧縮されるだけでブレーキが効かなくなることを
いいます。
ちなみにブレーキオイルが目に入るととてつもなく痛い。
昔、コンタクトしててブレーキオイルが目に入った時は
すぐに使い物にならなくなりましたので
みなさんももしブレーキオイルが目に入ったらすぐに
目を洗うようにしましょう。