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スターターモーターの仕組みと構造

最近やたらとポケモンgoしながら運転しているバカモンgoが増えましたね。そのうち死者でますよ!跳ねた人は良い迷惑ですって。

さて今回の記事はスターターモーター。セルモーターともいいますね。そのスターターモーターの仕組みと構造について理解を深めたいと思います。何を今さらって感じですが私自身なんとなくしか理解していないのでここらでキチンと構造と仕組みを理解しておこうと思います。

大原則は電流を流すと磁界が生じる。スターターの力は磁石の力

何故電流を流すと磁界が生じるかはここでは省きます。地球上に置ける自然現象なのでね。りんごは何故落ちるのかと一緒のことです。では、

中学校で右ネジの法則を習ったと思いますがもう忘れていると思いますのでおさらいです。(笑)

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右ネジの法則はコイルに電流を流すとその方向によって磁界の向きがかわる法則ですね。スターターでは鉄しんにこのコイルを巻き付けて電磁石にします。そしてその廻りにもいくつかコイルが巻き付けてあり、中の電磁石となった鉄しんと廻りのコイルが作り出す磁界によって磁石のN極とS極が引っ張りあったり同極の反発する力でエンジンを動かしています。

スターターが回る原理は解ったと思いますがここで一つ疑問。エンジンがかかったらスターターはどうなる?ずっとエンジンと一緒に回っているのか?いいえエンジンがかかってエンジンキーを離せばスターターはエンジンから離れます。それは何故か?

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この図はスターターの外観です。アーマチュア、フィールドコイルはスターターの回る部分で、マグネットスイッチがエンジンに引っ付いたり離れたりする機構です。

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スターター内部の簡単な図です。B端子にはバッテリーから電流が流れていますが中のメイン接点が引っ付いていないので電流はストップしています。スタータースイッチをONにすると右ネジの法則により鉄心であるプランジャが動き、テコの原理でメイン接点を繋ぎます。繋がったらバッテリーの大電流がM端子を通り、フィールドコイルとアーマチュアに流れてスターターが回ります。

そしてエンジンがかかったらスタータースイッチをOFFにします。そうするとメイン接点もOFFになりスターターがエンジンから離れます。

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図のようにマグネットスイッチを押したり引いたりするとテコの原理でエンジンのフライホイールの歯にスターターのピニオン歯がかみます。ちなみにどちらもベベルギアを使っているのでかみやすくなっています。

オルタネーターも基本構造は一緒でオルタネーターはエンジンに回されて電気を作ります。