最近また保安基準の改正があったようです。
道路運送車両の保安基準等を改正し、ハイブリッド自動車及び電気自動車等に対し、歩行者等に自動車の接近を音で知らせる「車両接近通報装置」を義務付けることとします。
また、特に薄暮時における我が国の交通事故実態を踏まえ、周囲の明るさが一定以下となった際に前照灯が自動で点灯する「オートライト機能」を義務付けることとします
10/7施工
ほほう。車両接近通報装置ってどんな音?聞いたことあるのかなと思ったらもうすでにプリウスについている音なんですね。
ずっとあの音をモーター音だと思ってましたよ(笑)あれは鳴らしていたんですね。今までは義務ではなく任意だったのでONOFFスイッチがついていましたがこれからはOFFスイッチはなくなるんですね。
新 型 車:平成 30 年 3 月 8 日から
継続生産車:平成 32 年 10 月 8 日
遠くない未来ですがあまり代わり映えしない改正ですね。いやまてよ…
音ってなんでもいいんですか?
どんな音ならOKなんでしょうか?調べてみたらやはり決まりはありましたね。
発音の種類及び音量
(1) 発音される音は、車両の走行状態を想起させる連続音であるものとする。
この場合において、以下の音又はこれに類似した音は不適当なものとする。
① サイレン、チャイム、ベル及びメロディ音
② 警音器の音
③ 鳴き声等動物や昆虫が発する音
④ 波、風及び川の流れ等の自然現象の音
⑤ その他常識的に車両から発せられることが想定できない音
(2) 発音される音は、車両の速度に応じて、音量又は音程が自動的に変化するなど、車両の動作を認知しやすいようにするものとする。
(3) 音量は、乗用自動車、貨物自動車等それぞれの用途において内燃機関のみを原動機とする車両が時速20㎞で走行する際に発する走行音の大きさを超えない程度のものとする。
ニャーとかワンとかはダメなんですね(笑)そんな音に誰がするんだよ!それから常識的に車両から発せられることが想定できない音ってなんなんですかね…。いや多分ここはグレーな部分にわざとしてあるんでしょうね後は現場の判断でってことでしょ。こんな所を改造しようとする人がいないことを祈ります。
オートライトの義務化ですが現在HIDをつけている方が多いと思います。トンネルなどもそうですがあんまりついたり消したりするとバーナーが直ぐに壊れてしまうのであまりよくないですね。安全のためとはいえ正直いらないです。
✅デイタイムランニングランプの取り付け要件が変わりました。
今までデイライトはその他の灯火扱いで300カンデラ以下じゃないとダメだったんですが欧州車はデイライトは義務化されていて400カンデラ以上ないとダメなんですよね。ですから日本に持ってくるときにその機能を停止させるか300カンデラ以下にするしかありませんでした。そこで日本人は折れて欧州に習って法改正するようです。デイライトに関しては400カンデラ以上でもOKということです。
2輪車も流れるウィンカー認められるようになります。
やりたがるライダーは多いでしょうね。でも要件があるので必ず保安基準に適合するよう気を付けましょう。