自動車において電気の占める割合って昔と比べてかなりのウェイトを占めていますね。エンジン本体の動き以外はほぼ電気を使っています。
バッテリーの基本。一個は約12Vで6つの部屋に分かれています。その部屋はセルと呼ばれ、1セルは約2Vの電圧を作ります。そのセルを6つ並べることによって12Vの電圧を生み出しています。何故12Vになったのか定かではありませんが恐らく車にとって1番12Vが都合よかったのでしょう。
バッテリーの性質として34B19Lから40B19Lに容量アップ(1セルを大きくする)したとしても12Vは変わらないです。電圧、電流は変わりませんがエンジンの始動性能、つまりエンジンをかける時の時間やエンジン停止時の電気が使える時間が伸びるだけです。
鉛バッテリーの1セルにかかる電圧はどうがんばっても化学変化上(原理的に)2Vのままですが直列に繋ぐと電圧は上がるのでトラックなどの大きくてエンジンを回すのに大きな力がいる車はバッテリーを2こ直列に繋いで24Vで使用していますね。