もしかしたら面倒くさーいことになってしまうかもね。タカタ製エアバックのリコール問題ですが今現在2017,9リコール対策済み車両は約80%。まだ400万台ほど完了していません。

その中の特に危険なエアバックを使っている約170万台の車両について車検の更新をしない方針になるようで施行は来年2018,5月の予定だそうです。

そうなると指定工場的にはどうなるのでしょう？とりあえず検査員ならパッと分かると思いますが適合証有効期間の兼ね合いです。

車検受けて適合証切っていざ陸運局へ更新手続きにいったらリコール対策をしていないから更新できませんってなって適合証有効期限までに更新できない可能性がでてきます。そうなるとまた車検をしなければいけませんが今度は車を陸運局に持ち込み、検査をしてもらわなければいけません。同じ車に2回も適合証を切ることはできないんですよ。

まぁ事前に各メーカーのホームページにて確認すれば良いわけですが、もし確認し忘れてそれがリコールに該当したら…。そうならないためにも、もし車検の更新をさせないのであれば国土交通省が車検前にユーザーにハガキなり電話なりメールなりしなければいけませんよ？

やらないだろうな…    ユーザーの責任だからとか言い訳してね。今のうちにお客さんにリコールやらないと車検通らないからやっといてねっていっとくしかないよな。

問題が起きると毎回思うけどホントお偉いさんって丸投げするよなーそのせいでこっちがどんだけ苦労してるか…。