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センサー コイル

どーもーヴォクシー大好きviviです。最近梅雨に入り、雨ばかりで中々洗車できない日々を送っておりますが、ちょっと前は水不足でダムの貯水率が下がりきっていたので微妙な感じな今日この頃。さて、今回の記事は…

クランク角センサーやカムポジションセンサー、車速センサー、ABS回転センサーなどに使われているピックアップコイル式のセンサー。またの名をMPU(Magnetic Pick Up)

このピックアップコイル式センサーの簡単な解説といたしまして、オルタネータと原理は一緒で磁石の力を使って起電させてその電圧値をECUが読み取って角度など、どの位置かを検出するセンサー。

まずセンサー本体の構造ですが、鉄心に一本のコイルを巻いていきます。そしてその後ろに永久磁石をつけて完成。

相手側、クランクシャフトなどスプロケットには歯車のようなプレートがついていて切りかきの天辺(頂点)にくると磁力が働いて起電します。

鉄心に巻かれたコイルはECUに繋がっています。1Vくらいしか起電しませんが電気が来ているか来ていないか分ければ良いので問題ありません。

作りはいたってシンプルではありますが今の車には無くてはならない存在です。

他の方式の回転センサーとしてはMRセンサーというものもあります。

MRセンサーはMR素子と呼ばれる磁気抵抗素子をつかっているのですが磁気が変化すると電気抵抗も変化する性質があるので電気を常に流してその電気抵抗の変化を読み取るセンサーです。

他にはホールセンサーがあります。これは2つの磁石の間にクランクシャフトなどに取り付けられたプレートが通ることによって磁力の変化がおこるのでそれを読み取るセンサーです。

一番主流なのがピックアップコイル式センサーです。やはり構造が単純かつ電気を流さなくて良いという点で良く使われているのでしょうか。

その代わりよく故障しますけどね。やはり熱によるコイル断線や抵抗値の特性ズレが主な故障原因ですね。