もうずっと東海地震はいつくるのだろうとひそかに怯えている今日この頃いかがお過ごしでしょうか、どうもviviです。
今日はVNターボについて。ターボチャージャーについては以前話しましたが、ターボチャージャーは簡単にいうと車の排気ガスが流れる力を使って吸入空気を増やして馬力を上げるものです。
他にも昔はツインターボが主流でしたが燃費を叫ばれている現在では姿を消しまして、最近ではダウンサイジングターボなるエンジンの排気量をわざと小さくしてターボの馬力で補うというものがでてきました。
今回のVNターボは現在ディーゼルエンジンによく使われているターボで、低回転時と高回転時で排気ガスの流量を変化させて効率よく回すターボです。
低回転時は開口面積を小さくして排気ガスの流速を上げ、過給効率を高める。
高回転時は開口面積を大きくして抵抗を減らし、排気圧力を下げて損失を減らす。
図のようにノズルを絞ったり開いたりして過給圧を変化させている。
ガソリンエンジンに使われていないのはガソリンエンジンはディーゼルエンジンに比べて排気ガスの温度が高く、部品の耐熱性を上げるとコストが掛かることからガソリンエンジンではあまりやらない。
ちなみにこのVNターボが故障して全閉状態となり、全く吹けなくなった事例がちらほら…。